【隠岐誉 純米酒】
島根県の松江の北側にある
隠岐島で造られる酒。
歴史は古いが、一度、酒造りが途絶えかけた。
1972年に途絶えさせてはならぬと、合同会社「隠岐酒造」を設立。
昔ながらの日本酒の味を大事に守りつつ……
「酒質の向上に天上なし」
を合言葉に日々、挑み続ける‼️
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純米酒シリーズはこの商品の他に……
「隠岐誉 江戸の純米酒90」
江戸時代後期~明治初期のお酒を再現。
「隠岐誉室町の純米酒90」
室町時代後期のお酒を再現。
アイスワインのような超甘口酒。
「隠岐誉 純米酒山田錦」
「山田錦」を100%使用した純米酒。
「隠岐誉 純米酒 藻塩米」
原料米のコシヒカリを栽培している時に藻塩の水溶液を散布し、時上がった藻塩米で造られた純米酒
などがあり「隠岐誉 純米酒」シリーズだけでも飲み比べが味わえる‼️
果たして、「改良雄町」で造られたお酒の味わいはいかがなものか❓
実飲っ‼️
テイスティングコメント
香りにフルーティさはなく、純粋に米の旨味と甘味一本の香り。
味わいは、昔ながらの日本酒の味を守ったコクと奥行きを感じる味わい。
余韻は長く飲めば飲むほど、ハマっていく味わい。
ただ、最近の流行りである
「フルーティてのみやすぅ~い」
「白ワインみたぁ~い」
のような味わいとは真逆なため、純粋に日本酒が好きな方向きのお酒。
「職人気質な頑固親父酒」
冬の夜、染みっ垂れたい時のお供にこのお酒っ‼️
▼島根県のお酒紹介「その1」▼
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改良雄町とは
雄町の改良品種として、「比婆雄町」と「近畿33号」を交配して作られた酒米。
雄町自体、栽培が難しい酒米として知られているが、山陰の山風ある厳しい気候に丈の長い雄町は倒伏しやすかった。
ただ、島根県民が「雄町」の高いポテンシャルに惚れ込み、試行錯誤の末に改良された酒米が「改良雄町」なのである。
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▼島根県のお酒紹介「その2」▼
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商品詳細
- 生産地域 : 島根県
- 原料米 : 改良雄町
- 特定名称 : 純米酒
- 精米歩合 : 60%
- 日本酒度 : +6
- アルコール度数 : 15%
- 製造蔵元 : 隠岐酒造株式会社
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▼日本酒の豆知識「特定名称って何?」▼
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