日本でワイン人気が高まっている今、「ソムリエになりたい」「ソムリエの資格に挑戦したい」と考える人も多いかもしれません!!
そんなあなたに…
そもそもソムリエって何??
ソムリエ免許を取得したらどんな仕事に活かせる?
ソムリエって独学で合格するの???
という疑問に正真正銘のソムリエが細かすぎる解説で全て答えます❗️
まずは…
ソムリエって何?
と言うところから💡
ソムリエとはフランス語で「sommier」
日本語に直訳すると
「王様の食事を運ぶ荷車」
という意味になります。
元々の語源はラテン語で「sagmarius」
意味は
「荷役用の牛馬」
つまり…
料理全般をサポートする専門の職人!
試験は国家資格ではなく、一般社団法人日本ソムリエ協会が認定する資格になります。
正式名称は「J.S.A.ソムリエ」
こんなバッチを持っていれば「ソムリエ」です
↓
このバッチを取得するために、猛勉強するんですね!
ちなみに、その試験を「ソムリエ呼称資格認定試験」といい、略して
「ソムリエ試験」
といいます❣️
いやいや…
あえて活字にせんでもいい情報でしたね!ww
ソムリエ試験の難易度は?
ソムリエ試験が始まったのは1985年…
約40年も前になるんですね❣️
現在、試験は1次試験(筆記試験)・二次試験(テイスティング)・三次試験(実技試験)の3段階になっています。
1次試験に合格した人のみ次の二次…三次と順番に受験していきます。
3次試験に合格した人には、晴れてソムリエバッジが発行されます!
ソムリエバッチを胸につけたい❗️
という願いを叶えるため、みんな必死になって勉強する分けですね!
毎年、全国で7000人くらいが受講し3割(約2000人)が合格しています!
合格率が30%と聞くと
あれ?
いけんじゃない?
と思われる方も多いと思いますが、数字とは裏腹に試験は意外と難しく、私も2回目の受験で合格いたしました❗️
個人的な感想としては、1番苦労したのが
一次試験‼️
ここを突破できるかできないか…
どこまで過去問題をやり込めるか…
時間をかけて復習できるか…
ここが一つのポイントです💡
ちなみに「ソムリエ」といっても資格の種類は2種類あり、簡単にいうと
ワインを取り扱う業種で3年以上働いているか⁉️
が条件になり
それに該当しない人は
「ワインエキスパート」
の試験・受験となります。
ただし試験内容は、ほぼほぼ同じ💡
若干、ワインエキスパートの方が易しい…
と噂になっています。ww
まぁ都市伝説レベルですね!!
本当のところはわからないですし、両方受験していないのでなんとも言えませんが…
私の感想としては、「ソムリエ試験」は会社で取らされる…
もしくは勝手に応募される…
といった事もあるらしく、勉強の本気度がちがうのかなぁ〜と思いました。
つまり、
「費用は会社がもちますんで受けてきなさい」
といった取りたくもない人がソムリエ試験を受けたりもするわけです。
対照的に一般枠の「ワインエキスパート」は本当に資格をとりたい本気組の方たちが応募するため、合格率も「ワインエキスパート」の方が毎年高く
「ワインエキスパートの試験の方が簡単なんじゃないん⁉️」
といった噂が立つのでしょう💡
ちなみに私が合格した年の合格率は27%くらいやったと記憶していますが、
近年の合格率は30%以上で直近の2022年は、
ソムリエ30%
ワインエキスパート40%
と、かなり上がってきており
頑張って勉強した人なら取れる資格❗️
になってきているといえます!
ただ、取得者から言わせてもらうと、試験合格はあくまでも「ワインの世界の玄関セキュリティを通過した」だけであり、取得してからがワインの勉強の本番…
経験の積み上げになると考えます‼️
1次試験の内容
以前はマークシート式の4択問題でしたが2018年からCBT方式の導入により全てパソコン操作での試験となりました!
といってもマウス操作さえできれば、特に問題はありません。
画面になれるのに2分ほどかかるくらい( ^ω^ )
ちなみに問題は全120問で四択問題の制限時間が70分‼️
1問30秒くらいでどんどん進んでいくイメージです。
ですので迷っている暇はあまりなく、わからない問題は後回しにしてわかる問題から解いていきます!
合格率は公表されていませんが、60%くらいといわれていますので……
75問以上正解すればok!
逆に言えば40問くらいは間違えてもokなので、強気にガンガン答えを進めていく事をオススメします( ˊ̱˂˃ˋ̱ )
ちなみに私が2回目に受けた年がパソコン形式導入初年度の2018年❗️
事前に場所と時間を予約して、とあるパソコン教室で受けたのを覚えています!
2次試験の内容
ティスティングと論述になります。
ティスティングはワイン3種類とワイン以外2種類の合計5種類のお酒が出題されます。
もちろん、一次試験を突破した人のみが進める試験になります。
ティスティングは一からコメントを作る作文調ではなく、色合いや味わい…香りなどをティスティング表でチェックしていく!
ワインなら品種を書く!
ただ、私は後から回答と照らし合わせると5種類中5種類間違っていました!
そして、これでも2次試験合格💮
なぜ5種類とも間違えても合格できるのか?
これは、ソムリエの試験勉強ばかりをしてきた人は無難な何にでも当てはまる答えをしてしまいがち(≧◇≦)
また…
これが一番重要なことだと思いますが…
・丸暗記の回答をしていないか?
・目の前にあるワインを評価しているか?
の2点を主にチェックしているのではないでしょうか?
つまり…
「シャルドネ」やったらこの回答…
「カベルネs」ならこの回答…
のように覚えた知識だけで回答して、目の前に出されているワインに向き合っていない‼️
そうなれば、いくら品種や国があっていても落とされる…
逆に品種が間違っていようが、出されたワインと向き合ってコメントできているか⁉️
ここが一番大切な2次試験のポイントでしょう!
3次試験の内容
3次試験は実技試験になります。
端的に申し上げると
「ワインの開栓」+「デカンタージュ」
になります。
つまり、お客さんにワインを開けてください!といわれた時の作法試験。
と言う事になります。
ただ、普段から従事しているレストランやイタリア料理屋さんのウェイターなら簡単な事でしょうが…
私のように普段、ワインを売っている…
つまり開栓したこともない人からすると、どこから練習したらいいのかわからない。
どうやって開栓するの?
そもそも、ソムリエナイフなんて持ってないんですけどぉ〜
となるんですよ!ww
まぁ、ソムリエナイフは確実に買い揃えてもらうとして…
今や、SNSの時代ですよ!
YouTubeで「ソムリエ 三次資格」を検索すれば、かなり色々な動画がUPされているんでそれを参考にしながら、日々、反復練習です!!
ちなみに私の3次試験は…
ワインはこぼすし、順番は飛ばすしで散々な結果でした。
しかし、結果は合格💮
基準がどこにあるかはわかりませんが、飲食店で働いているかどうか??
職種によっては厳しい…厳しくない…
があるように思います。
じゃないとあんな間違えまくった私を不合格にするんじゃない⁉️
と思ってしまうからです。
ちなみに3次試験の合格率は90%と高いため、1回も練習してこなかった人や、ワインを大量にこぼした…
いや、ワインを割ってしまった…
など、大それた失敗がないかぎり必ず合格率する‼️
どのように勉強すればいいか?
選択肢は2つ
①ワインスクール
②独学
時間がなく今年必ず!
っていう方には①しかない!
通信もあるが、通学スタイルの方がいいでしょう!
ちなみに費用は85,000円〜
一流学校なら150,000円ほど…
ひぇぇ〜っ!
たっかぁ〜い😵
ちなみに私は②の独学!
そしてオススメも②番❗️
ただし費用は格段に安くつくが、仕事の休憩時間の30分+仕事が終わってから1時間…
月平均で60時間くらい…
私はそれを4ヶ月続けました(^O^)
それくらい継続力に自信がある…
もしくは覚悟ができる❗️方のみ②を(≧∀≦)
気になる勉強方法ですが
1次試験の勉強は
①分厚すぎるソムリエ教本を軽く熟読
そして
②YouTubeで動画を見ながら大まかな内容を理解
内容を理解したところで
③国別に要約ノートを作成
そして
④過去8年分の筆記試験をする
模擬試験で間違ったとこをノートにまとめて復習!
初めは30点/100満点くらいでした(^_^;)
そこから
⑤ひたすら過去問題のテスト&復習の繰り返し
ようやく過去問題で90点とれるようになってから
⑥分厚いソムリエ教本をしっかりと熟読❣️
このあたりでやっと頭の中に知識が入ってきているのを実感したね!
ちなみにこの②の独学は、かなりの時間を要しますが…
「絶対合格する‼️」
という覚悟をもって挑みましょう(*≧∀≦*)
そして、④⑤にしっかり時間を費やす事❗️
①〜⑥の順番でひたすら勉強しまくると、間違いなく合格します‼️
2次試験の勉強は?
筆記試験に合格すると次はティスティング試験!
これは、ひたすら飲んでコメントの練習をするしかない!
ただ、いちいちワインを大量購入していたら、お金がなんぼあっても足りません!
で、オススメは
スーパーで売っている500円以下のチリワイン!
これを「品種別」に白3本・赤3本づつくらい購入して、品種別に特徴を抑えていく!
Google先生に「カベルネ・ソーヴィニヨン 特徴」なんかで調べると
ダァ〜〜っと紹介しているサイトなどがあるのでそれを見ながら…いや、確認しながら飲んでいく!
国別の特徴より品種の特徴をちゃんとティスティングできているか?
が、採点の比重が高いように思う❗️
たとえば
国をアメリカ
品種をピノノワール
と答えても、その出されたワインが
明るいルビー色や味わいがライトでいちごの果実味が広がる!と感じたのなら、その答えに自信をもって回答すればよし❗️
アメリカなんだから色合いは…
みたいに知識先行で答えないように注意する❗️
あくまでも目の前にあるワインを見て・飲んでコメントに記入していく!
まぁ、品種を全て外した私が二次試験に合格しているんだから、間違いない‼️
3次試験の勉強は?
これは、まずYouTubeなどで開栓の順番を確認!
そしてワインの開栓の実戦を5本分ほど…
えっ❓
これだけ⁉️
と思う人もいると思いますが…
思い出してください❗️
3次試験は90%の人が合格するんです❗️
ということは完璧にできるようになる‼️
のが重要ではなく、
とりあえず開けれましたぁ〜
くらいで受かるということ💡
・ワインを割らない
・時間内に開栓する
くらいできてたら、大体ok!!
細かいとこは気にしない❗️
そして、焦らない‼️
これさえ押さえておけば、まちがいなく合科❣️
まとめると…
一次試験が1番の山場で、そこさえクリアできば2次資格と3次試験はほぼ落ちる事なく合格できるでしょう❣️
いかがでしたか??
今から頑張って試験に挑む方へ!
本気になれば必ず受かる‼️
しっかり本気で勉強していきましょう‼️
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